【インタビュー】詩太(うーた)|絵と詩で“穏やかな時間”を描く詩人・画家

詩太(うーた)さんは、「絵と詩をえがいて穏やかな時間を作る」をコンセプトに活動する福岡在住の詩人・画家です。詩や絵、物語を通して、見る人の心にそっと寄り添う作品を生み出しています。今回は、作品「雨」に込めた想い、創作の背景、詩人としての原点、子ども向けワークショップでの印象的なエピソード、そして使用したアクリル絵具について伺いました。
詩太(うーた)プロフィール
「絵と詩をえがいて穏やかな時間を作る」をコンセプトに、詩や絵や物語の創作を行う詩人・画家。
1987年福岡県生まれ、福岡県在住。元保育士。
「穏やかな時間」をテーマに、詩や絵や文字を通して心に寄り添う作品を制作しています。SNSでは、“書く音を愉しむ”をコンセプトにした文字や詩の手書き動画〈音書−ongaku−〉を発信。筆記音や色彩、言葉の余韻を大切にした世界観は、静けさの中にある希望を描き出しています。
個展開催や書籍出版、ライブペイント、コラボレーション作品など、創作活動は多岐にわたります。
創作のコンセプトである《絵と詩をえがいて穏やかな時間を作る。》には、「ただ作品を作るのではなく、作品と対峙した人のそばに流れる穏やかな時間を作りたい」という想いが込められています。
詩太さんの作品コンセプト

作品タイトル「雨」
“影は光の在り処を教えてくれる”というコンセプトで、雨が降る朝の美しい光を描きました。
静かな雨の気配の中に差し込む光を見つめるような作品で、詩太さんらしい、やさしく心に寄り添うまなざしが感じられます。
今回お送りしたアクリル絵具の感想
適度なとろみで伸びが良く、キャンバスの上で混色したり塗り広げたりするのが楽しくなる絵の具でした。
ラメ入りのアクリル絵の具も、程よく光るアクセントになってとても良かったです。
今回使用していただいたアクリル絵具

デザートターコイズ
35年以上にわたり世界中のアーティストやクラフト愛好家に支持されてきた、DecoArt社の代表的なアクリル絵の具です。
木材、壁、キャンバス、テラコッタ、紙、発泡スチロール、素焼きの陶器、金属、石など、
さまざまな素材に美しく発色します。
種類:水性アクリル塗料
仕上げ:マット 粘度:中程度

アクアマリン
特許出願中の反射技術により、顔料粒子を整列させてより多くの光を反射し、きらきらとした光沢を表現できます。
そのため、超微細反射顔料から均一で耐久性の高い金属ような光沢が得られます。
木材だけでなく、キャンバス・壁・紙・素焼き陶器・布などさまざまな素材に描くことができますが、屋外で使用するものには適しません。
詩太さんの作品にある“心に沁みる言葉”はどのように生まれるのでしょうか
言葉が自然と降ってきたり湧き上がってきたりするような天才型ではないので、基本的には「言葉や詩を書く」と決めてから自分の意識の中に潜っていきます。
自身の経験してきたことはもちろんですが、出会った人から聞いたエピソードや体験談も、できるだけ自分事に置き換えて大切に胸にしまっています。そして記憶を思い返しながら、その当事者にどんな言葉を届ければ寄り添えるのかと想いを巡らせます。
そうしているうちに、頭と心の奥からぽこぽこと言葉が湧き上がってくるので、それを文章につないでいくような感覚です。
子ども向けワークショップで印象に残っている出来事
数年前、幼稚園でライブペイントを行った時の出来事です。ライブペイント終了後に年中クラスの男の子が話しかけてきてくれました。
男の子「クジラの絵見て泣きそうになった!」
詩太「そうなんだね、なんでだろう?」
男の子「だって“きれい”だったから!絵を描いてくれてありがとう!」
と、「きれいなもの」を見て感動できる感性が子どもの中にはあるんですよね。それを大人になる過程で失ってしまわないように、周りの大人は大切に関わっていかないといけないよな、と思った出来事でした。子どもの純粋な感性にはいつも感動させられます。
詩人として活動を始めたきっかけ
専門学生の時、アルバイト先の店長の勧めで初めて筆ペンを扱いました。それをきっかけに筆ペンで筆文字を書くことにハマり、その延長で、自分で考えた詩を書いて友達や知人にプレゼントしていました。すると、みんなとても喜んでくれて、中には泣いてくれる人もいて、それが衝撃的で。特技も取り柄もなかった当時の自分には“これしかないかもしれない”という感覚で、詩を書き続けました。
専門学校卒業後、保育園に就職しましたが、その傍らで「詩人 詩太」としての活動をスタートしました。
詩太さんにとってアートとは
「窓」です。
自分と外の世界との接点でもあり、自分の人生に光を差してくれる存在でもある。逆に、誰かの人生をこちらから窓越しに照らすことができるかもしれない。そんな感覚です。
詩太さんの創作に通底する、静かなやさしさや希望が、この言葉にも表れています。
詩太さんの作品

タイトル「雨」
オンラインストアにてご購入できます。
詩太(うーた)さんの作品は、絵と詩の両面から見る人の心に寄り添い、日常の中に穏やかな時間をもたらしてくれます。作品「雨」もまた、光と影の関係を静かに見つめながら、見る人の心に余白を与えてくれる一作です。
今回使用した素材・絵具

ウッドパネル20×20
作品の土台と2なる、上質なウッドパネル
木のぬくもりを感じる、シンプルで美しい木製パネル。
アクリル絵の具はもちろん、メディウムを使った立体表現やミクストメディアにも最適です。
キャンバスとは異なる、なめらかで安定した描き心地。
作品をより引き立てる“静かな存在感”が魅力です。
表面がフラットでなめらかなので、初心者の方にも安心してお使いいただける木製パネルです。
20x20x2cm
まとめ
詩太(うーた)さんは、絵や詩、文字を通して「穏やかな時間」を生み出すことを大切にしている詩人・画家です。作品「雨」には、光と影の関係を見つめる静かな感性が息づいており、その背景には、人の心に寄り添いたいという一貫した想いがあります。
創作の原点には、人に言葉を届けた時の喜びや、子どもたちの純粋な感性に触れた体験がありました。詩太さんの作品は、ただ“見る”ためのものではなく、見る人のそばに穏やかな時間を流してくれる存在なのかもしれません。


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